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所属団体からのメールが意外と便利

2014年4月1日

一応ニューヨーク州法曹協会や、アメリカ法曹協会の会員なので、ほぼ毎日、何かのメールが送ってきます。

判例の要約もあれば、単なる事務連絡もあります。提携しているレンタカーなどのサービス紹介もあり、とにかく雑多な情報が来ます。

とても読み切れないので、その都度ざっと見て削除していましたが、数ヶ月前から思い立って、全てのメッセージをワード書類にコピー・ペーストしています。

その結果、今日現在で1000ページほどの巨大な褌(ふんどし)状態の文書になりました。

これが英語を作成するときに結構便利です。

今日もNEW YORK STATE BAR ASSOCIATIONからメールが入ってました。例えば次のような文章があります。

2014/04/01

On Friday, April 11, 2014, from 12:00 noon – 1:00 P.M. (EST). you can view an online webcast featuring Joshua Auriemma – search guru, data scientist, and attorney in charge of outreach at Fastcase. Learn how to get the most out of Fastcase to make your legal research more efficient.

時間帯の表記方法とか参考になります。 “search guru” などという表現もなにげに格好いいですね。

後、次のような表現も native speaker でないと思いつくのが難しいです。

“an online webcast featuring …” (不定冠詞を入れるのですね)

“in charge of outreach at Fastcase” ( “outreach” のこの使い方は知りませんでした)

“get the most out of” (私なら学校英語の “take full advantage of” ばかり使うでしょうね)

勿論、Google を使って用例を調べることもできます。ただ、難点はあまりに検索対象のデータが膨大なことです。どこまで信用して良いか判断しきれません。そのソースをいちいち確認するだけで疲れてしまいます。

その点、Bar Associations からの定期的な連絡メールであれば、少なくとも legal 関係者が作成した文章であることは間違いない訳です。表現の賞味期限の見当もつきますので、ある意味安心です。

今ではこのコピー・ペースト作業が毎朝の最初の日課になっています。

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