気がついてみればもう12月30日。気がついてみれば、今年は一度も記事をアップしてませんでした?。

怠けていたつもりはないのですが。公私ともどもいろいろとあり、節目の年になりました。
「こうし」と言えば、今年4月に地元の人権擁護委員会の集まりでアメリカ憲法と連邦制度についての講演を行いました。
「講師」としての仕事はこれが最後になりそうです。予期せぬ事ですが、翌日、地元の中日新聞に講演の紹介記事が載り、いい思い出になりました。

この講演の準備にはかなり時間をかけましたが、今更ながらアメリカの憲法と連邦制度について感銘を受けました。アメリカは国としての歴史は浅いとよく言われますが、その憲法は誕生の時から継続している現行憲法としては、世界最古です（正確には世界最古の成文憲法と言うべきですが）。理論や判例の厚みがやはり違います。日本憲法と違って何度も改正してますし、歴史的変換点が来れば最高裁もコロっと結論を変える柔軟性があります。あれだけの大国をこれまで束ねてきたのも頷けますね。

さて来年はもう少し記事をアップしたいと思います。法務翻訳関連の記事もいいですが、企業法務、特に国際契約の交渉時の思い出話なども時々書こうかなと思ってます。

では皆様もよいお正月をお迎えください。