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『007 スペクター』を観た

2015年12月6日

12月4日の金曜日に公開初日の『007 スペクター』を観ました。

内容については、ネタバレにもなるのでコメントを控えます。

さて、字幕翻訳の観察も洋画鑑賞の楽しみの一つです。

ある場面で “hate” を「拒む」と訳してました。「ケーキは大好きだけど、体重が気になるので拒む。」というケースもあるので、必ずしも “hate” イコール「拒む」、ではないと思うのですが。ま、細かいことは止めましょう。

それよりも予告編の字幕で一つ。

スターウォーズの予告編だったか、バットマンの予告編だったか、記憶が定かではないのですが、とある画面の決めぜりふで Day and Night” が「光と闇」と訳されてました。「うーん」とうなりました。

確かに「昼と夜」では、迫力がない。まるで食事のスケジュールみたいで。

とは言え、 “Night” を「闇」と訳すのはともかく、 “Day” を「光」と訳すのは少し勇気が要ったのではないでしょうか?

映画、それも予告編であれば文脈を説明する余裕もありません。「迫力」のある言葉で押すのはビジネス的には正しいでしょう。

そこで、自分が “day and night” 体制でやっている法務翻訳に思いを馳せました。

(この項続く)

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