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法務翻訳のレパートリー

2020年10月24日

おととい(10月21日)のブログにビジネス法務12月号に論考を寄せたことを書きました。誌面の都合で書けなかったことが結構あるのでこのブログの場で補足します。

最初投稿の依頼を受けた時にまず考えたのは、英文和訳と和文英訳のどちらを扱おうかということでした。当社では両方扱ってます。多くは私が直接翻訳作業を行いますが、外部の限られたプロの方々にお願いすることもあります。勿論最終チェックは私がしますし、クライアントに対する分析は全て私が負いますが。

和文英訳の場合、私自身アメリカの弁護士で、英語契約の起案は数しれず行ってますので大きな問題はありません。しかし、やはり英語ネイティブの方が強いことは言うまでもありません。ということで今回の記事では和文英訳については触れず、英文和訳に絞りました。

次にどういう文書を扱うかです。法務翻訳といっても、対象は契約書、社内規定(就業規則等)、法律、裁判判例、弁護士意見、デューデリジェンスの資料など、多岐にわたります。今回の想定読者が企業の若手法務スタッフということでしたので、一番馴染みがあり、関心も高いと思われる英文契約の和訳をテーマに選びました。

その契約書の和訳も、事情に応じて訳し方というか、訳す方針が変わってきます。それについては次回のブログから具体的に説明しようと思います。

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